施術コメント

フェイスラインの左右差、たるみが気になるとのことでご来院頂いたお客様です。

状態を確認したところ、フェイスラインの左右差はたるみによるものだということがわかり、左側の方がたるみが強く、それによりボテッとした感じが左側にでている状態です。

また触診をしたところ、咬筋（噛む時に使う筋肉）も硬くなっており、それもどちらかというと左の方が硬くなっておりました。

咬筋だけでなく、側頭筋（噛む時に使う）も硬くなっていて、それも左側でした。

筋肉の硬さがたるみに繋がる可能性も十分に考えられるので、そこからたるみに繋がってしまっているのかもしれません。

筋肉の硬さ以外にも、フェイスライン、頬骨下部付近の浮腫（むくみ）も少し気になりました。浮腫があるだけでボテッとしてしまうので、たるんでいないのにたるんでいる様に見えてしまうこともあります。

その点から、咀嚼筋（咬筋、側頭筋）の硬さをとるためのアプローチ、加えて浮腫（むくみ）も少しありましたのでそれらを軽減、改善させていく必要があると考えました。

実際に治療を始めていき、フェイスライン、頬骨下部付近、口周り中心に鍼をうっていき、コリ改善、むくみ改善を促します。

次に側頭筋の硬さも気になりましたので、頭頂部、側頭部にも鍼をうちそこから電気刺激を加えてコリ改善を促します。

むくみ等は血液の流れの悪さも原因になることがあるので、お顔の血行改善を目的に、目の下にお灸をのせ温めていきます。

さらにお顔全体も温めるとよいので、棒状のお灸を使用して温めていきました。

施術後の変化としましては、血行改善したことによりお顔の色が明るくなり白っぽくなりました。

咬筋の硬さも完全に取り切れてはいなかったものの、半減させることはでき、お客様自身でも柔らかくなったと感じておられました。

側頭筋も同様の変化が見られました。

少しあった浮腫もなくなり、フェイスラインのスッキリさがでてきて、触るだけで最初との変化を感じました。

今回良くなっても最初のうちはすぐに元にもどってまた筋肉の硬さなどもでてきます。

そのため、お客様自身でのセルフケアがとても大切になってくるので、咬筋と側頭筋をセルフで圧迫しながらほぐしていくのをオススメ致しました。