眼精疲労は早めに対策
眼精疲労を感じる原因となるのは目の重大疾患からだけでは当然ありません。
眼精疲労を感じる原因になるのは精神的なストレスです。
毎日の仕事や私生活などのストレスが強くなると、その影響として、不安感が異常に強まる、イライラして落ち着かない、眠れないといった精神的なことに影響がでてくるいっぽう、体に対しても高血圧、血行不良、胃潰瘍や十二指腸潰瘍など様々な病気を引き起こします。
眼精疲労
目のピント合わせるという働きは自律神経の働きで、特に意識しなくてもできます。
しかし、精神的なストレスで自律神経の働きが悪くなれば、ピントをうまく調整できなくなって眼精疲労を起こし、吐き気や倦怠感も併発するといわれています。
このように眼精疲労と関係がある吐き気や倦怠感は主にストレスが原因と考えられています。
長時間のパソコン作業にとどまらず、オーバーワークや人間関係の悩みなど、疲労感や不安感を常に持ちながら生活を送ることで、ストレスによって血の巡りが悪くなり、さらに自律神経のバランスも乱れてくるので、肩こりや不眠、不整脈、そして吐き気などを感じることもあるのです。
その症状がイライラにつながり、さらに症状を悪化させることもあります。
ストレスによる眼精疲労は負のスパイラルを繰り返す可能性があるので根本的な原因でもあるストレスとどう向き合っていくかが重要になってきます。
眼精疲労は鍼灸で改善
重大な目の疾患や激しいストレスによる眼精疲労は難しいですが、目を酷使して疲れを感じている場合はとても有効です。
眼精疲労が強くなると目が開けずらくなり、それに伴って目が小さな印象になってしまったり、表情が乏しくなってしまったりと顔の印象にも大きく影響します。
目の周りには目のピントを合わせる筋肉がたくさんあったり、脳神経につながる視神経が通る場所がたくさんあります。
目を酷使することで負担のかかってる筋肉や神経に効果的にアプローチできるのが鍼の強みです。
またお灸による熱刺激もとても効果的です。
心地よい熱刺激は筋肉を弛緩させ、血行を改善し、そしてリラックス効果により自律神経のバランスを整えます。
ストレスによる自律神経の乱れは眼精疲労ととても関係が深いのでリラックスすることはとても重要です。
美容鍼はお顔に鍼を刺していきたるみ、むくみの解消、肌質の改善、眼精疲労の解消など様々な効果を引き出します。
相手がどの様な状態なのかを調べたり、憶測を立てたりする表現に顔色をうかがうという言葉があります。
人の感情は目や口、眉毛などに動きとして現れるものなので人の気持ちを知ろうとする際は相手の顔を見て憶測を立てる、顔色をうかがうことも必要な場合があります。
ここで顔色をうかがうの顔色をもう少し深掘りしてみたいと思います。
人間の肌は通常は文字通り肌色をしていますがイライラしている時、激しく怒っている時などは顔色が真っ赤になったり、何かとても不安なことがあったり、恐怖を感じたり、極度の緊張状態になっている場合には顔に血色がなくなり青ざめたりとその時の心理状態や体の状態に応じて変化をするものです。
鍼灸などの東洋医学に望診という考え方があります。
望診とは患者の顔色や光沢を観察しそこから病気を見つけ出していく診察法のことです。
所定の臓器
顔の各部分にはそれぞれに所定の臓器が割り振られています。
眉毛の間は肺、鼻は脾や胃、鼻の下は膀胱、など体の臓器の状態が現れやすい場所となっていて顔の状態からその人の体の状態までわかってしまうのです。
顔の色も体の状態を表すとても重要な要素です。
顔の色が青色の場合寒さ、痛み、血液、そして緊張や恐怖などの精神状態が関係していると言われています。
寒さにより血の巡りが悪くなり血の巡りが悪くなると痛みが起こります。
また血の回りが悪くなると筋肉を滋養することができなくなり筋肉の引きつりやこむら返りなどを引き起こします。
熱に関係
顔の色が赤色の場合は熱に関係しています。
血や気は熱によって巡りが良くなりますが熱が盛んになりすぎると上昇して顔が赤くなります。
イライラしやすい人や怒りっぽい人はこのタイプが多くん熱を鎮めることが必要になってきます。
顔の色が黄色の場合は体が虚してエネルギーがない状態や湿といい体内に水分が停滞している状態に関係しています。
体の隅々までに血や気をどどける運化という作用が低下してしまっているために水分が溜まりやすく、むくみなどにもつながりやすい状態となります。
顔の色が黒っぽい場合は体の内側が冷えている状態、水分が体内に多くなってしまっている状態の時に見られます。
体が冷えてしまっているため血を温養することができずに流れが悪くなり黒っぽくなります。
体の水分を調節している臓器は腎であるため顔が黒めな場合はこの腎が弱っている可能性も考えられ体の状態としては良くなく大きな不調につながる気をつけた方が良い状態です。
この様に顔は様々な体の状態を教えてくれる鏡でもあるため少し注意してみると体の不調を見つける手掛かりになります。
むくみの原因を究明
むくみの原因
顔が大きく見えるむくみの原因には、幾つかの要因が考えられます。
まずは、表情筋などの筋肉の衰えです。
食事で咀嚼回数少ない方は、お口周りの筋肉を使わずに食事しているため、筋力が衰え血流が悪くなってしまいます。
顔まわりの筋肉が衰えると、むくみやたるみにつながるため、表情筋を動かすことが大切ですので、笑顔を絶やさないことも重要。
次に姿勢の悪さが顔のむくみが原因となっているケースもあります。
猫背などの姿勢の悪さや足を組むといった仕草が、首などに負担を掛け血流を悪くしてしまうため、老廃物が溜まりやすい身体になってしまい、むくみの原因となっているケースもあるので、姿勢を正すようにしなければなりません。
日常生活で、自身が気にせずに行っている行動が、身体に不和を起こし顔を大きく見える原因を作り出していることもありますので、生活習慣の見直しも心がけてみましょう。
むくみを取り除く
顔のむくみやたるみは、顔を大きく見せ腫れぼったい印象になるため、女性にとっては気になるポイントです。
生活習慣の改善も大切ですが、身体に溜まり切っている老廃物を流しだし代謝を促すことも重要なのです。
そのため、セルフマッサージでリンパや筋肉を刺激する方もいらっしゃいますが、ただがむしゃらに顔を揉み解せばいい物ではありません。
リンパの流れの方向に揉み解すや力加減というのは分かりづらいものですので、プロの技術に頼ってみることをオススメします。
小顔矯正は、お顔のリンパを手技にてマッサージすることで、血行促進してリンパの流れを活発にさせ、顔の老廃物を流しだす作用に期待が出来ます。
またナノタッチと呼ばれる、骨が一番動きやすい力で施術をすることにより、骨のつなぎ目である「縫合」をなめらかに整えるため、効果を実感しやすく、左右のゆがみや顔のむくみ、頭痛や鼻づまりなどに効果的に作用します。
もうワンランク上の美容法として鍼灸を取り入れてみてはいかがでしょうか。
お顔の水分代謝や新陳代謝を促すことで、さらに美肌や美白といった肌トラブルを改善する効果にも期待できます。
この記事を書いた人
家田 丈|ソアン上前津治療院 総院長
ソアン上前津治療院は、美容鍼だけでなく身体全身の健康と美容に特化した次世代型の治療院です。
ぜひお気軽にご来院ください。
◆東洋鍼灸専門学校(鍼灸科)、トライデントスポーツ専門学校(柔道整復学科)卒業
◆はり師、きゅう師、柔道整復師 国家資格保有