顔の歪みの原因は片側噛み
実は顔の歪みの原因は片側噛みだと言われています。
片側噛みが顔の歪みの原因
利き手があるように、人には噛むときによく使う利き顎というものがあります。
利き顎のほうばかりで食べ物を噛んでいると、そちら側の顔は筋肉が張った状態になり反対側の筋肉は緩んだ状態になります。
この筋肉の付き方の差が顔の歪みを引き起こしています。
そういう方は唇を左右に動かしてみてください。
このときに左右均等に動く場合は問題なく咀嚼できており、片方だけ大幅に動くという方は片側噛みの癖がついています。
いつも同じ歯でばかり食べ物を噛んでいる人はこれを改善するだけで、顔の歪みも改善されます。
片側噛みの改善方法
片側噛みは、長年の癖である場合がほとんどなので、改善するには数週間以上、長期的にトレーニングを続ける必要があります。
誰でも簡単にできて続けられる片側噛みの改善方法を紹介するので、実践してみてください。
毎回の食事で意識する
1番の方法は毎回の食事で両方の奥歯で噛むように意識することです。
癖は意識をしないと改善が難しいため、初めのうちは噛む回数を数えながらおこなうと左右均等に噛むことができます。
1日3食行うことで効果を早く得ることができるのですが、慣れない間は食事のおいしさに集中できずストレスになる場合もあります。
慣れるまでは1日1食でもいいので意識をしてみてください。
また、顎を大きく開けながら食事をすると舌が勝手に動きます。
そうすることで自然とバランス良く噛むことができるため、ゆっくりと大きく顎を使いながら食事をすることもおすすめです。
ガムを噛んで矯正
普段使っていないほうの奥歯でガムを1日1時間ほど噛んで、顎を慣らす方法もおすすめです。
鏡で顔を見て頬や口角などが下がっているほうが噛み癖がなく、あまり使っていない顎になります。
ですので、そちら側を重点的にガムを噛むことで片側噛みを矯正することができます。
甘いガムよりもキシリトール入りガムのほうが虫歯になりにくく、片側噛みトレーニングにはおすすめです。
顔の歪みが右下がりになる原因
顔が右下がりに歪む原因には、以下のようなものが挙げられます。
- よく使う利き手側の筋肉が発達する(衰えた側が下がる)
- バッグや荷物を持つほうの肩が下がる(体の歪みで顔も歪む)
- 立っているときに片方の足に体重をかける癖がある(体の歪みで顔も歪む)
- 立っているときに片方の足に体重をかける癖がある(体の歪みで顔も歪む)
- 立っているときに片方の足に体重をかける癖がある(体の歪みで顔も歪む)
- 頬杖をつく
- うつ伏せで寝る
よく使う筋肉は発達し、使わない筋肉は衰えてしまいます。
どこか1ヶ所のバランスが崩れるだけで、体全体に影響が及び、結果的に顔の歪みも起こるのです。
顔の歪み(右下がり)を改善
顔の歪みに気が付いたら、マッサージをするのが効果的です。
顔のコリをほぐして歪みを解消
マッサージならいつでもどこでも自分でできます。すぐには効果が実感できないかもしれません。
顔の歪みは悪い習慣が蓄積して起きたものです。気長に続けて顔の歪みの解消を目指しましょう。
必要なのは自分の手
毎日5分のマッサージで顔のコリやむくみが改善されると、顔の歪みを防ぐ効果が期待できます。
顔や頭は思いのほか凝っているものです。
やさしくほぐせばお顔もスッキリ、気分もスッキリできます。
コリをほぐすマッサージ
洗顔後にホットタオルで顔を温めてからマッサージを始めると、より効果的です。
クリーム、もしくはオイルを塗って、手の滑りをよくしてください。
- 耳の下から肩まで手でさすってリンパを流す
- 頭蓋骨…頭を両側から10本の指でつかむようにほぐす
- 咬筋…歯を噛み合わせると動く部分を、指でくるくると回すようにマッサージする
- 頬骨…3本の指で円を描くようにマッサージする
- 頬…握りこぶしで下から上に持ち上げる
- 眼輪筋…まぶたの上の部分を3本の指で包んでやさしく揺らす
- 最後にもう一度耳の下から肩までリンパを流す
それぞれ5~10回程度で十分です。
マッサージは強い力を加える必要はありません。
軽い力でなでるようにするだけでコリはほぐれます。
顔のコリやむくみをためないことが大切です。
この記事を書いた人
家田 丈|ソアン上前津治療院 総院長
ソアン上前津治療院は、美容鍼だけでなく身体全身の健康と美容に特化した次世代型の治療院です。
ぜひお気軽にご来院ください。
◆東洋鍼灸専門学校(鍼灸科)、トライデントスポーツ専門学校(柔道整復学科)卒業
◆はり師、きゅう師、柔道整復師 国家資格保有