ほうれい線は消せるのか
いつまでもキレイで若く見られたいですよね。
ただ年齢を重ねればたるみやシワなど昔と比べお悩みが増えていきます。中でも口元の印象はとても大事です。
ほうれい線が深く入っているだけで実年齢よりも老けて見えてしまいます。
ほうれい線の原因
ほうれい線の原因を大きく二つに分けて説明していきます。
乾燥
ご飯を食べたり会話をしたり、特に笑った表情を作るとき、必ずほうれい線はできますよね。
紫外線などの外的要因により乾燥した状態のお肌で繰り返し負荷がかかるとシワとして刻まれます。
元々乾燥肌でお肌の内側の水分量が少ない方もほうれい線やシワができやすい肌質となります。
お肌の水分量をキープしてくれるヒアルロン酸も年齢と共に減少していくので、潤いも保持しにくくより乾燥しやすくなります。
ハリや弾力の低下
お肌の弾力性を保つ為に必要なコラーゲン・エラスチンも年齢と共に減少していきます。
保湿成分が少なくなることで頬周りの脂肪や皮膚を支える力が弱くなりどんどん下がってしまうことで、影ができやすくほうれい線が目立ってみえるのです。
美容鍼で保湿成分を作り出そう
ヒアルロン酸などの保湿成分は実際皆さん元々もっているものです。
その成分が紫外線や加齢によって減少してくるのでほうれい線の原因になってしまいます。
では減らさない為・増やすにはどうすればいいのか・・・
美容鍼をすればいいんです。
鍼そのものに特殊な成分が入っているわけではなく、お肌に刺すことでご自身のもっている細胞に微細な傷をつけその修復過程で「ヒアルロン酸」「コラーゲン」「エラスチン」が作りだされるのです。
鍼はこわいと思われる方も多いと思いますが、髪の毛1本分よりも細い鍼を使用していきますので皆様耐えられるお痛みとなります。
ほうれい線に直接ヒアルロン酸注射をするほうがお痛みも副作用の心配も大きいと思います。
その点美容鍼はご自身の力で保湿成分を作りだせるので副作用の心配もいりません。
効果を得るには初月のみ週に1回のペースのご来院がオススメとなりますが、通っていくうちに間隔をあけていき2~3週間に1回のペースでほうれい線がなくなっていくのは嬉しいですよね。
たるみやほうれい線の原因
年齢を重ねるにつれてどうしても気になってくるのが、たるみやほうれい線などによる「老け見え」の悩みですよね。
たるみやほうれい線による老け見えの程度には個人差がありますが、誰もが直面する悩みの1つと言えるでしょう。
たるみやほうれい線ができる原因
肌は、つねに重力を受けています。
そして、何年も重力の影響を受け続けるうちに、いつしか皮膚が垂れ下がってしまうのです。
また、若いころは肌内部にコラーゲンやエラスチンなど「ハリを保つ成分」が豊富なためふっくらとした肌を保てます。
20代後半頃からその量が減少していくので、重力の影響が顕著に現れるようになります。これがたるみの正体です。
ほうれい線が目立ってしまうのは、このたるみの影響と同時に「表情」の影響を受けているからでもあります。
ほうれい線が目立っている方でも目立っていない方でも、口角を上げて笑うと頬の上に肉が乗るなど、ほうれい線の部分が強調されると思います。
これが長年かけて繰り返されることで、クセとして残ってしまうのがほうれい線です。
つまり、ほうれい線は、「表情ジワ」の一種でもあります。
たるみやほうれい線に効果的
まず前提として、たるみやほうれい線が全く無かったときの肌状態に戻すことはほぼ不可能です。
しかし、たるみやほうれい線を、目立たなくすることはできます。
たるみやほうれい線を改善し、目立たなくするためには、肌を引き上げ、リフトアップすることが必要です。
肌のたるみやほうれい線が目立っている状態は、肌の筋肉や細胞が疲れ切っている状態とも言えます。
そこに美容鍼で刺激を与えることで、元通りとはいきませんが、リフトアップ効果が期待できます。
このように、リフトアップ効果が期待できる美容鍼は、たるみやほうれい線の予防や改善に効果的だと言えます。
ほうれい線を改善して美顔になる方法
ほうれい線への対策のひとつは、しっかりと保湿をすることです。
肌のハリや弾力を少しでも取り戻すことにより、ほうれい線が目立ちにくくなり、ほうれい線を予防することができるでしょう。
そして、マッサージやエクササイズをして表情筋を鍛えることも大切です。
口を大きく開けるエクササイズや、顔全体や鎖骨までのリンパの流れを良くするマッサージもおすすめです。
まとめ
ほうれい線は人の鼻の両脇から唇の両端まで伸びている線であり、厳密的にはシワではなくて頬の境界線という定義です。
ほうれい線は若年期ではあまり目立つことはなくそんなに気になるという方はいないと思いますが加齢により一気に気になり始める場合が多く、ほうれい線の深さは見た目の年齢を大きく作用する重要なパーツです。
マリオネットラインという溝をご存知でしょうか?
マリオネットラインとは口の両脇から下に伸びる2本の溝であり、頬のたるみ、口元から首にかけて広がる広頚筋のゆるみ、口角下制筋が硬くなり機能が悪くなることにより頬の脂肪組織を支えることができなくなり口角から下に向かって深い溝が形成されてしまうのです。
このマリオネットラインというのはほうれい線の延長に形成されるものであり、ほうれい線が深くはっきり現れてきてしまっている場合このマリオネットラインが形成されやすくなります。
マリオネットラインを予防するにはマリオネットラインの前兆でもあるほうれい線を薄くすること、たるみのケアをしっかりすることが大切になってきます。
たるみをケアするためにはまずは表情筋の衰えを改善することです。
毎日の生活の中で人と会話する機会が少なくあまり表情を作る機会がない人、硬いものを食べず柔らかい食べ物を好む人、体型変化のために短期間で急激なダイエットをしている人は表情筋が衰えやすくなっている状態になり、重力に対して皮膚を支えることができずにたるみにつながります。
普段の生活から意識的に筋肉を使うように心がける、凝り固まってしまい上手く使えていない筋肉をほぐして機能を上げてあげることが重要になります。
顔の皮下脂肪の増加や蓄積によってもたるみは起こりやすくなる場合があります。
頬についた皮下脂肪というものは一度ついてしまうとなかなか落ちづらいという傾向があり皮下脂肪がついてしまうことにより重力で支えることができなくなってしまいたるみに繋がってしまうというわけです。
皮下脂肪をつきにくいようにするためには普段の生活習慣を見直し健康的な生活を心がけること、筋肉を鍛える、凝って機能が悪くなっている筋肉を元の状態に戻すことは美容鍼灸をすることで大きな改善が見込まれます。
また鍼をほうれい線に直接刺すことにより皮膚の真皮層という層に刺激を与えることができ真皮層の働きでもあるコラーゲン、エラスチンなどの保湿成分の生成を活発にすることによりほうれい線を目立たないようにするという働きもあります。
顔のみために大きな印象を与えるほうれい線、美容鍼でしっかりとケアをすることで顔の印象を一気に変えることもできる素晴らしい治療法なのです。
この記事を書いた人
家田 丈|ソアン上前津治療院 総院長
ソアン上前津治療院は、美容鍼だけでなく身体全身の健康と美容に特化した次世代型の治療院です。
ぜひお気軽にご来院ください。
◆東洋鍼灸専門学校(鍼灸科)、トライデントスポーツ専門学校(柔道整復学科)卒業
◆はり師、きゅう師、柔道整復師 国家資格保有