気になるほうれい線の原因
歳を重ねるとほうれい線気になってきますよね。
ほうれい線が出てくると一気に見た目年齢が上がってしまいます。
ほうれい線が目立つ原因は頬のたるみと肌の乾燥
ほうれい線は、鼻の端から唇の端を繋ぐ左右の線です。
よくおばあちゃんのイラストを描くときにこのほうれい線を引きますよね。
実はこのほうれい線、誰にでもあり、ほうれい線が深くなって目立つことで老けて見えてしまいます。
なぜほうれい線が目立ってしまうのか、原因を解説していきましょう。
まずは、頬がたるんでくるためです。
顔にも足や腕と同様に筋肉がありますが、加齢と共にだんだんと衰えてきます。
すると頬を支えることができず、頬のたるみが出てきます。
そして、頬がたるんで下がることでほうれい線が目立ってきてしまうのです。
次に肌の乾燥が挙げられます。
一見、乾燥はほうれい線に関係ないと思いがちですが、肌に潤いがないことで折り目のようにほうれい線がついてしまいます。
乾燥していない肌は折り目がついても元に戻りますが、水分のない乾燥肌はそのままの状態に跡をつけてしまいます。
ほうれい線は生活習慣と美容鍼で予防
ほうれい線を目立たせる原因を知ったところで対策を考えていきましょう。
まずは、頬のたるみを予防しましょう。
顔の筋肉は使わないとどんどん衰えていきます。
顔の中でも口元はよく動かすものですが、横に動かすことが多い傾向にあります。
ですから口をすぼめて前に動かすトレーニングをしましょう。
口を「う」の形にすぼめて前に突き出します。
5秒ほどキープしてそれを5回繰り返しましょう。
毎日少しでも意識してやるとトレーニングになりますよ。
次に肌の乾燥を予防します。
食事や睡眠不足、紫外線、間違ったスキンケアなどが原因で肌が乾燥します。
まずは生活習慣を見直してみてください。
バランスの良い食事を摂り、規則正しい生活が美肌の秘訣です。
また、日焼け止めなどの紫外線対策、刺激の強すぎないスキンケアを心がけましょう。
肌をゴシゴシこすったり、暑いお湯で洗顔をするだけで肌はダメージを受けてしまうので注意が必要です。
最後に美容鍼もおすすめです。
美容鍼は、肌自体に微細な刺激を与え、肌細胞を活性化させます。
そして自己修復や免疫反応を引き出すことで血行が良くなります。
すると新陳代謝が活発になり、美肌には必須の肌のターンオーバーを正常化させてくれるのです。
化粧水や美容液のように外側からのアプローチではなく、内側からキレイになっていくことができます。
また、お肌の専門家が施術するので悩みを相談しやすく、安心して任せることができます。
大事なのは舌のポジション
顎のゆがみやフェイスラインのたるみ。
元々の骨格や加齢のせいにしてませんか?
もちろん保湿成分が年齢と共に減少していくので、たるみにつながってしまいます。
しかし、普段から舌の位置や舌筋を鍛えることで、どんどんお顔は変化していきます。
舌の正しい位置
舌は表情筋のインナーマッスルと言われています。
舌の位置は舌先が前歯の根元の歯茎につき、舌中央が上口蓋に張り付いた状態を維持することが理想的です。
その位置が下がると嚥下の際に口腔内の圧力を高めてしまう為、頬筋やオトガイ筋、口角下制筋、口輪筋が余計に働くことになります。
そうなるとマリオネットラインやフェイスラインのたるみに大きく関わってしまいます。
舌筋を鍛えよう
舌は首から顔につながる筋肉によって動かされています。
舌筋群は顎を下から支えるインナーマッスルのような存在です。
この舌筋群が活性化されることにより顎がしっかり支えられ、ゆがみがとれフェイスラインがスッキリしていきます。
普段あまり動かすことの少ない舌筋を動かすことでゆがみ・たるみ予防をしていきます。
最初はきついかもしれませんが、だんだん楽に動かせるようになるのでコツコツ続けてみてください。
舌のストレッチ
(1)口を軽く開けて舌をできるだけ前に突き出しましょう。
(2)顎を軽くあげて、舌を鼻先につけるようなイメージで上に伸ばしましょう。
(3)アッカンベーをするように舌を顎に向かって下げ伸ばしましょう。
※すべての項目、舌をだしきった・伸ばしきったところで30秒程キープしましょう。
舌の運動
(1)口を閉じたまま、舌で歯茎をなぞるように右回りにぐるりと10回。
次に左回り10回をゆっくり行いましょう。
(2)口を閉じた状態で右頬を膨らませ、1番膨らむ所に舌を強く押し当てましょう。
次に左も同様に行い、10回程左右繰り返しましょう。
※秒数・回数に慣れてきたらどんどん長くキープ、回数を無理しない程度に増やしていきましょう
この記事を書いた人
家田 丈|ソアン上前津治療院 総院長
ソアン上前津治療院は、美容鍼だけでなく身体全身の健康と美容に特化した次世代型の治療院です。
ぜひお気軽にご来院ください。
◆東洋鍼灸専門学校(鍼灸科)、トライデントスポーツ専門学校(柔道整復学科)卒業
◆はり師、きゅう師、柔道整復師 国家資格保有