風邪などのウイルス対策して免疫力をアップ
運動や食事など生活習慣を整え美容にもつながる美容鍼灸で免疫力アップを目指し根本的な健康体質を作り上げてみてはいかがでしょうか。
免疫力をアップ
季節の変わり目でも風邪をひかない為には普段から免疫力をつけておくことが大切です。
食生活
身体を温める食べ物を摂取するようにしましょう。
例えば生姜・ニンニク・ニラ・ネギ・鶏肉などは身体を温めてくれます。
暑い季節には善玉菌を増やす食べ物を積極的にとりましょう。
善玉菌はヌルヌルした食管の食べ物にたくさん入っています。
おくらやモロヘイヤ、海藻、こんにゃくなどを食事にとりいれてください。
善玉菌が増えると腸内の環境が整って便が出やすくなります。
排泄に使うエネルギーはとても多いのでしっかり排泄できると免疫の方にエネルギーを使えるようになり免疫力が上がります。
午前中は排泄のための時間なのでできるだけ食事をとらないのもおすすめです。
トイレですっきり出てから軽食をとりましょう。
入浴
シャワーだけですませずしっかり湯船に浸かるようにしましょう。
ただ夏場にしっかり湯船につかるとのぼせてしまい熱中症になる可能性があります。
熱中症になると体の中の水分や塩分のバランスが崩れます。
水分が十分じゃないと免疫力が低下するので夏場や微熱がある時はシャワーだけにするなど工夫しましょう。
運動
筋肉量が低下すると体温も下ります。適度な運動を心がけましょう。
運動をするなら無酸素運動ではなく有酸素運動がおすすめです。
ジョギングやウォーキングなど20分以上続けることで体温を上げ身体の免疫細胞の働きを活性化します。
運動をしっかり行うことで身体が健康な状態に近づきます。
屋外での運動が無理な場合は室内でストレッチをしましょう。
筋肉をほぐして血流を良くすることで免疫力が上がります。
食生活・入浴・運動と免疫力を高めるにはまず身体を温めることが大切です。
身体が冷えて体温が下がると血管が収縮し血行が悪くなるのはもちろんウイルスや細菌を撃退する力が弱くなり病気を発症しやすくなります。
普段の生活習慣から改善していくことで冬の寒さにも負けない免疫力をつけましょう。
免疫力が低いと風邪をひきやすい
毎年、季節の変わり目に風邪をひいてしまったり体調を崩してしまう症状をもつ男性や女性がいらっしゃいますがこのような方に総じて言えることは免疫力が低いのです。
免疫は人を守るために身体に備わった防衛機能です。
身体に異物などの病原体が入ってくれば細胞に起こった以上を察知し体内で異物を排除しようとする大切な反応なのです。
このシステムが弱まっているとウイルスに負けて風邪などの症状が引き起こされてしまいます。
現在、新型コロナウイルスによって手洗い・うがいを行う方は増えていますが風邪の防護策としても重要な役割ですので日常的に行うことが大切です。
免疫細胞は生活習慣の乱れによって低下するため、身体の疲れやストレス。栄養不足などの影響を強く受けてしまいます。
特に女性は仕事や育児で忙しい状況などの変化で風邪をひきやすくなってしまうのも免疫力が低下していることが考えられます。
免疫力を高める美容鍼灸
免疫力を高めるためにはウォーキングなどの適度な運動を取り入れるや栄養バランスの取れた食事に改善することが基本的な取り組みですが根本的な肉体的改善が行われずにいるとその効果も半減してしまいます。
美容鍼灸ではリフトアップや肌のたるみなどを改善するための美容法としての施術を施します。
またリンパや血行促進などの効果や自律神経を整える作用があるので活性化された細胞が身体にも行き渡り免疫力も高まっていきます。
そして免疫力を高めるには白血球の数値を上げるツボを刺激することが大切になります。
白血球は血液内を循環し病原体やウイルス・細菌と戦ってくれる細胞になるのでこの白血球の数値が上がることで免疫力が高く病気になりにくい健康的な身体を作り上げていけるのです。
鍼治療には様々な効果があります。
血流を増加させる働き、自律神経を整える働き、筋肉を弛緩する働き、免疫力をあげる働きなど様々な働きがあります。
今現在世の中は新型コロナウイルスによって大きな影響が出ています。
ウイルスに感染しないためにもマスク、手洗い、アルコール消毒の徹底、リモートワークなどの人との関わりを少なくし感染の拡大防止するなどの努力が行われています。
努力の成果もあり緊急事態宣言も解除され少しずつ通常の生活に近づきつつあります。
ウイルスに感染しないためにはその人個人の免疫力を向上させることも大切です。
コロナウイルスだけではなくインフルエンザ、風邪などの病気は免疫力が低下することによって感染しやすかったり、症状が悪化しやすかったり、また症状が長引いてなかなか回復しなかったりと免疫は体にとってとても重要な反応です。
体の免疫反応とはどの様な反応なのか、また鍼治療でなぜ免疫力が上がるのか。
免疫とは体内に侵入した異物から身体を守るために攻撃するシステムを指しています。
風邪などのウイルスが体内に侵入するとまずマクロファージが現場に駆けつけてウイルスの情報を集めます。
マクロファージはそのウイルスの情報を免疫の司令官であるT細胞に伝え情報を受け取った司令官のT細胞は殺し屋のキラーT細胞にウイルスに感染した細胞を探して破壊するように命令します。
次に司令官のT細胞はB細胞に抗体を作るように指令を出します。
指令を受けたB細胞はそのウイルスに対抗する大量の抗体を作り出しこの抗体が補体と協力してウイルスに感染した細胞を破壊します
この様に人間の体には外部から侵入してきたウイルス、細菌などの異物に対してそれぞれの免疫細胞が役割を持って効率的にそして確実に異物に対処するシステムが作られています。
では鍼灸治療を行うとなぜ免疫力が上がるのか。
鍼刺激により血液中のT細胞、生まれつきの殺し屋で全身をパトロールしながら異物に対して攻撃するナチュラルキラー細胞を増加させる働きがあります。
またお灸による熱刺激はマクロファージの動きを活性化する働きがあります。
マクロファージとは体に入って来るウイルスや細菌などの異物に対して異物を細胞内に取り込み殺菌する働きである貪食をする作用があります。
この様な科学的な実験の結果から鍼刺激、お灸刺激ともに人間の免疫力を上げることにとても効果的であると言えます。
この記事を書いた人
家田 丈|ソアン上前津治療院 総院長
ソアン上前津治療院は、美容鍼だけでなく身体全身の健康と美容に特化した次世代型の治療院です。
ぜひお気軽にご来院ください。
◆東洋鍼灸専門学校(鍼灸科)、トライデントスポーツ専門学校(柔道整復学科)卒業
◆はり師、きゅう師、柔道整復師 国家資格保有