たるみやゆがみを解消するには表情筋
現代のビジネスシーンで、パソコンと向き合って一日が終わるといった方が非常に増えています。
これが何を意味するかと言うと、顔の表情を動かさず無表情でいる時間が長くなるということです。
これでは、たるみやゆがみと言った肌トラブルにもつながりますので、小顔を作るためにも表情筋に意識を向けることが大切なのです。
表情筋は動かさないとダメ
入院して何週間もベッドで寝たきりの生活をしていると、身体の筋力が低下し思い通りに動けなくなるといった話を聞いたことはありませんか。
退院するまでに、筋力を元に戻すためにリハビリなどのトレーニングをして筋力アップを図り、日常を取り戻せるようにしなければならないのですが、お顔の筋肉にも同様の事が起こるんです。
現代の社会においてパソコンを利用した業務が凄く増えたと感じています。
このパソコンでの業務は、無表情で画面とにらめっこを続け、朝から夜までずっと同じ緊張感の中で働くため、顔も強張り眉間にシワが自然と寄って厳しい表情となっていませんか?
これでは、キレイな顔がどんどんキツイ顔になってしまいますよ。
表情筋を働かせずにいると、どのような問題が起こるかと言うと、頬がたるむや目元の筋力が落ちて瞼がたるむ。
頬杖を慢性的に付いてしまうや歯を食いしばってしまう動作が多い方は、顔のゆがみにまでつながってしまいます。
このような、状況では小顔を作り出すのも困難ですので、表情筋のこわばりを解消していくことが大切になります。
小顔を作るには表情筋の刺激が重要
笑顔を作る際に、頬や口角を上げる動作をしてみると筋肉が動いていることが分かりますよね。
この筋肉が落ちれば、口角が上がらなくなり綺麗な笑顔が作れません。
また、肌にハリや潤いが無くなれば、当然ですが疲れた印象や年老いた印象のお顔になってしまいます。
女性にとってこの表情筋の活力がなくなることがとても重大な問題なのです。
笑顔が綺麗な女性への印象というのは、異性や同性へ与える影響は大きく、笑わない女性よりもよく笑ってくれる女性の方が好印象となる傾向も強いため、表情筋を上手に働かせられるようにしなければなりません。
表情筋の衰えを解消するには、表情筋を動かすトレーニングを行うことや、美容鍼灸の施術で肌に刺激を与え、潤いやハリを取り戻す栄養素でもあるコラーゲンやエラスチンといった成分分泌を促し、肌にハリや潤いを取り戻すといった方法が効果的です。
骨盤矯正
今世間では骨盤矯正という言葉を良く聞きます。
骨盤は、毎日の姿勢の悪さで前に傾いていたり、左右どちらかに傾いていたりします。
矯正で正しい位置に戻すと、慢性的な腰痛や便秘などの辛さが軽くなります。
骨盤矯正は骨盤矯正でも接骨院、治療院によって施術の仕方は様々なんです。
骨盤矯正の施術は、開いたり、歪んだりした骨盤を施術で正しい位置に戻すことです。
施術台に横になり、マッサージを受けて症状を改善します。
そして一番気をつけなければいけないのが骨盤矯正という名のただ筋肉を緩めたりするマッサージのような施術やどの骨がどのように変化してるか分かりきってない状況で施術するなんちゃって骨盤矯正です。
骨盤矯正は1回やっただけで劇的に効果があるものではなく、2~3か月間継続して通い続けないといけません。
その説明がない接骨院や、1回の施術のみのところもあります。
骨盤矯正って結局何するの
どんなところを見てもらったらよいかというのを少し書きたいと思います。
専門用語になりますが、まず初めに骨盤とはなんのことを言っているのかという話ですが、骨盤とは寛骨(腸骨、恥骨、坐骨)+仙骨+尾骨5つの骨でできています。
この骨のいずれかの位置がズレて腰痛や仙腸関節の痛みが発生します。
なお仙骨、尾骨に関しては脊柱の一部でもあるので肩の痛み、背中に痛みにも影響がでてきます。
では実際ズレとはどこをみて判断するのか少しお教えします。
大きく3つのポイントがあり開閉、前後の回旋、側方回旋です。
これは基本中の基本なので必ず見てもらいましょう。
例をあげると、腸骨が開きすぎるとひどいガニ股になったり、坐骨が外方にズレるとデスクワークでの違和感などがでたりします。
もっと進行すると長時間座りっぱなし、立ちっぱなしが辛くなります。
前に傾いた骨盤は反り腰になるので腰痛の原因になりますし、骨盤が後ろに傾いている人は猫背や筋肉が弱い人がよくなります。
体や顔のゆがみ
体や顔のゆがみは、体調が悪くなるや顔がアンバランスになるなど、健康や見た目に影響を及ぼす厄介なトラブルです。ゆがみを引き起こす原因で最も多くの人に見られるのが、生活習慣の乱れと姿勢の悪さや癖が起因となっています。
スマホやPCを使う際に、肩を前にすぼめ猫背になっている方は多いのではないでしょうか。
そして、座っている時間が長ければ余計に腰や肩に負担が掛かり骨盤のゆがみや顔のゆがみを生み出しています。
また、社会人の方は運動する機会が減り、バランスの悪い食生活や睡眠不足なども要因となり健康的な身体を維持することが困難となるため、身体のゆがみだけでなく代謝や人間が持っている自然治癒の力も弱まっている状況となっています。
そのため、骨盤矯正や小顔矯正で、ゆがみを改善しようとする方が増えています。
骨盤矯正や小顔矯正が人気の理由
身体の乱れによって体調不良を起こしやすいや、見た目としても美しく感じられないとなれば、ネガティブな意識が生まれてしまい日々の活力も高まりません。
そのため、出産前後に整体や整骨院で骨盤矯正を受けたり、顔の左右非対称を改善する小顔矯正といった美容法を取り入れる女性は増えています。
骨盤矯正で身体のバランスを整えていくことで、腰痛・肩こり・生理不順や便秘に自律神経の乱れが改善されていきます。
小顔矯正では血流を正常にすることでリンパの流れが整い、リフトアップ効果や顔に溜まった老廃物を流しだすことにより輪郭がシャープになり小顔効果に期待が持てます。
本来の体の骨格を正常な状態に戻すことで苦に感じていた生活も安定しますので、ダイエットなどの取り組みを行っても効果が全くないといったケースが減ってくることでしょう。
美容的にも、肌質が改善していき肌荒れやシワやたるみといった悩みからも解放され、キレイな美肌を堪能することができます。
お顔の筋肉のコリ、疲労
美容鍼は顔の筋肉が凝っているところに鍼をさしていき筋肉を緩めていくことによりむくみの解消やたるみの解消、くすみの解消などを行なっていきます。
筋肉のこりとして主に治療していくポイントは物を噛む時に必要になってくる咬筋、側頭筋、顔の表情を作るのに欠かせない大頬骨筋、小頬骨筋、目をパツチリ開けるために必要になってくる前頭筋、すう眉筋など治療していく筋肉はとてもたくさんあります。
美容鍼をすると筋肉が緩んでいき、血行が良くなっていきしっかりと効果を出せますがなぜ筋肉は凝っていってしまうのでしょうか。
顔の表情筋が凝ってしまう原因は様々あります。
噛み癖、歯ぎしり
噛み癖や歯ぎしりは噛んだりする時に必要になってくる筋肉、咬筋のこりにつながってきます。
咬筋が凝ってしまうとエラの張りや、顔が大きく見えてしまうことにつながるので咬筋はとても重要です。
物を噛んだりする時に片方ばっかりを使ってしまう方は当然左右の筋肉の状態に差が出てきてしまい顔の筋肉の左右差に繋がり歪みにつながります。
歯ぎしりもクセになってしまっている方や精神状態などによって気づかないうちに歯ぎしりをしてしまっている場合もありますので注意が必要です。
つくり笑顔、頑張り笑顔
接客業などでいつも笑顔でいなければならない方は、表情筋に疲れがたまりコリ固まってしまっている場合があります。
表情筋に疲れがたまったり、コリが強くなってしまうと自然な表情を作ることが難しくなっていきます。
自然な表情が作れなくなってくると無理にでも筋肉を動かして表情を作ろうとしてしまいそれがさらに筋肉の疲れやコリにつながっていきと悪循環になってしまします。
年齢と共に自然と起こる
年齢を重ねることにより自然と筋肉はたるみを起こしてきます。
重力に負けてたるんできてしまうためそのたるみを少しでも引き上げようとして別の筋肉に大きな負担がかかり、筋肉の疲れやコリにつながってくるという流れです。
筋肉のたるみも必ずしも左右均等にたるんでくるという場合はなかなかなくどうしても左右差が出てくる場合が多く、左右差のあるたるみは筋肉のコリの左右差をうみ結果的にお顔の歪みにつながります。
年齢というとどうしようもないのではと思われるかと思いますが日頃から筋肉の使い方を意識する、自分でマッサージを受ける、美容鍼を受けるなど対策はいろいろあります。
少しでも筋肉が若い状態の時にケアを始めていれば数年後などで大きな差になって現れてきます。
この記事を書いた人
家田 丈|ソアン上前津治療院 総院長
ソアン上前津治療院は、美容鍼だけでなく身体全身の健康と美容に特化した次世代型の治療院です。
ぜひお気軽にご来院ください。
◆東洋鍼灸専門学校(鍼灸科)、トライデントスポーツ専門学校(柔道整復学科)卒業
◆はり師、きゅう師、柔道整復師 国家資格保有