ディスポ鍼で血液感染なしで美容鍼は安全鍼灸治療
鍼の安全性について
鍼って「痛そう」「こわい」というイメージがありますが「衛生面はどうなの?」と感じる人も多いと思います。
そこで今日は鍼の安全性についてお話ししていきます。
美容鍼は皮膚組織の真皮まで入れます。
皮膚組織は皮膚膜、角質層、顆粒層、有棘細胞層、基底細胞層までの表皮がありその下が真皮です。
表皮は0.2㎜ですが真皮はまぶただと表皮合わせて0.6㎜、頬や額は1.1∼1.5㎜です。
美容鍼の仕組みは真皮をすこし傷つけて人が生まれながらにして持っている自然治癒力を高めます。
その結果、コラーゲンやエラスチンなどの皮膚をつくる栄養素がつくられるのです。
まず当院で使っている鍼はディスポーザブル(使い捨て)のものを使っています。
使用直前まで包装されているので無菌状態を維持でき1回きりの使い捨てですのでいつも清潔かつとても安全です。
真皮の下は皮下組織のみで額は4㎜、頬は7㎜、まぶたはありません。
美容鍼はまぶたには刺さないですが皮膚組織の半分以上に入り込むので衛生面に配慮しているクリニックで施術を受けましょう。
またお顔に使用している鍼は鍼先が丸くなっており繊細なお顔への痛みを和らげてくれるタイプのものを使用しています。
先が丸くて皮膚組織に入っていけるのか不安だと思いますが美容鍼自体が太さ0.1㎜です。
人の髪の毛と同じ太さで蚊のハリの2倍、刺さってもチクッとした痛みがあるだけです。
皮膚の薄い場所は蚊に刺されたようなチクッとした多少の痛みは伴いますが痛すぎて途中でやめたお客様はいませんのでご安心ください
鍼灸業界では患者さんや鍼灸師自身も感染から守る為、ディスポーザブルを推進している所が多いです。
使い捨てではないクリニックはほとんどありませんが安すぎる料金のところ、使い捨てと公式サイトやパンフレットに明記していないところは注意が必要です。
美容鍼は多くの本数を顔に刺すので皮膚への悪影響があると顔全体が肌荒れを起こしてしまいます。
肌トラブルの心配なく施術できるクリニックを選びましょう。
ディスポ鍼で血液感染を無しに
身体にとっては異物である鍼を体内に入れるという事で起きる生体反応。
鍼灸は金属の鍼を皮膚を貫いて体内、主に筋肉まで到達させそこで時間をおく置鍼(ちしん)や上下に動かして刺激を加える雀啄法(じゃくたく)、鍼を回して刺激を加える回旋法(かいせん)など様々手技が存在します。
どのような鍼灸でも鍼を体内にさすという行為であるのには変わりありません。
鍼を体内に刺入するということはその鍼にその人の体液や血液が付着するということになります。
鍼というと鍼灸の鍼だけでなく病院などの医療機関で使用する注射の針や手術に使用するメスなども体内に入るものなので人間の体液、血液が付着するものになります。
人間の体液、血液を介して人から人に感染する危険性のある病気があります。
B型肝炎ウイルス(HBV)、C型肝炎ウイルス(HCV)、ヒト免疫不全ウイルス(HIV)など死に直結するような危険な病気が多くあります。
病院などの医療事故の中に注射針による針事故というものがあります。
針による血液感染でB型肝炎、C型肝炎、エイズなどに感染してしまう事故です。
B型肝炎は感染力がとても強く短期間で劇症化といい状態が急激に進む可能性があり命にかかわる可能性が高くC型肝炎はすぐには症状は現れませんが20~30年かけて徐々に肝臓がんへ進行するおそれがります。
エイズもすぐには症状が現れず長い潜伏期間を経てどんどんと体の免疫力が落ちていき最終的には日和見感染や悪性疾患を発症し死に至る可能性がとても高いです。
ディスポ鍼による治療の安全性
ソアン上前津治療院で用いる鍼治療に使用する美容鍼について説明します。
鍼灸の鍼の形体は組織を損傷しない様に考えられています。
流線型で非常に細く先端が丸くなっいます。
その為、筋や神経繊維などを傷つけず血管も刺すことなく縫うように刺入されるので通常の鍼治療では大きな出血はしにくいようにできています。
それに比べて注射針の場合は薬液を入れるために中心部が管になっている上に先端はメス状ですから回し打ちなどすればかなり危険です。
同じ針でも注射針と鍼灸の針とではその危険度に大きな差があります。
いくら鍼灸の鍼が出血に強く作られていても体内に刺している段階で感染のリスクは0ではありません。
そこで登場するのがディスポ鍼になります。
これは一度人に刺した鍼はもう二度と使わない使い捨ての鍼のことを指します。
これにより体液、血液による感染をなくすことが可能となります。
鍼ももちろんタダではないのでその分コストがかかります。
昔の鍼灸院では人に使った鍼をエチレンオキサイドガスなどで消毒をしそれを再び他の人に使うなどするところもありました。
ソアン上前津治療院で使用する美容鍼はディスポ鍼の使用や手指消毒によりより安全に安心して治療を受けていただけるようになっています。
顔は加齢とともに大きくなる
若い頃の写真と現在の顔を比べると「大きくなった気がする」と思われる方が多くいらっしゃいますがそれはなぜでしょうか。
実は顔の骨はパズルのように何枚も組み合わさっており大人になるにつれて徐々に隙間が埋まっていくのですが隙間なく完全に詰まるわけではありません。
顔が大きくなる原因はよくむくみやエラが張っているからといわれています。
しかし骨格の歪みが原因になっていることが多いのです。
様々な生活習慣のクセが骨格を歪ませ顔をむくませて大きく見せたりエラが張っているように見せているのです。
骨格のゆがみを治してもとの位置に戻すことで顔は小さくなります。
骨格が元の位置に戻ることで血行が良くなり老廃物が流れやすくなります。
エラが張っている人やほほが出ている人は骨格が原因かもしれません。
ディスポ鍼で血液感染を無しに
例えば片足で立つ、足を組む、頬杖をつく、食べ物を片方で噛むといった行動に心当たりはありませんか?
こうした無意識のクセが積み重なると顔が大きくなるだけでなく目の開き具合や口元の歪みに左右差が現れます。
こうしたよくない生活習慣は年齢にしたがって悪化していくことが多く歪みがどんどん進行していきます。
また顔の筋肉を支える力が加齢によって弱まり重力に逆らえずに下がってきたことも顔が大きく見える原因として挙げられます。
顔が大きく見えるだけではなく血行が悪くなると肌がくすみ、顔色が悪く見えます。
目の下にクマができて実年齢よりももっと年をとっているように見えてしまいます。
顔の筋肉は緊張のし過ぎでこわばっていて血流が悪くなっていることもありますがむしろ筋肉がゆるみきっていることで顔がだるんで大きく見えてしまっていることもあります。
美容鍼は筋肉をほぐすだけではなくゆるんでいる状態をキュッとひきしめる効果も期待できます。
小顔になるだけではなく毛穴もひきしまるので目立たなくなります。
筋肉が引き締まれば骨格もずれにくくなるのでむくみにくくなる傾向にあります。
加齢による顔の大きさの変化はしかたがないと諦めてしまう人が多いですが美容鍼で改善が期待できます。
長年の生活習慣で大きくなってしまった輪郭を引き締めましょう。
こうした原因によるものは美容鍼灸での改善が期待できるため「歳だから」と諦めることはありません。
何歳からでも小顔や美顔の効果があるので当院にお気軽にご相談ください。
そもそも美容鍼とは
美容鍼とはその名の通り細い鍼で血管や神経、ツボを優しく刺激し、人間がもともと持っている回復機能へアプローチする美容法です。
エステや化粧品のように皮膚の表面だけに働きかけるわけではないため、内側からエイジングケアを行うことができます。
セレブや女優から人気を集める美容鍼をはじめ、名古屋ではあまり見かけない美顔灸も行っていますので「シワやたるみ、クマ、くすみとサヨナラしたい」「内側から輝きたい」と願う方は当院へお越しください。
変化の感じ方には個人差がありますが一度体験するだけで「スッキリした」「パッチリした」「モチモチになった」と感じる方が多いです。
使用する鍼は約0.1~0.18mmと髪の毛程度の細さで痛みはほとんど感じません。
美容鍼は、感染症予防のために全て使い捨てのディスポーザブル鍼です。
髪の毛よりも細い超極細鍼で痛みをできる限り抑えた施術となっていますので内出血のリスクも低く安心して受けて頂けるのが強みです。
打つ本数はお客様の悩みやその日の状態を見ながら見極めていきます(36~43本程度)。
安心して受けられる&効果を実感したいとお考えでしたらぜひ国家資格を持つ施術者へお任せください。
この記事を書いた人
家田 丈|ソアン上前津治療院 総院長
ソアン上前津治療院は、美容鍼だけでなく身体全身の健康と美容に特化した次世代型の治療院です。
ぜひお気軽にご来院ください。
◆東洋鍼灸専門学校(鍼灸科)、トライデントスポーツ専門学校(柔道整復学科)卒業
◆はり師、きゅう師、柔道整復師 国家資格保有