ニキビができやすい体質で、生理前などホルモンバランスが乱れると余計にできやすいとのこと。

 

 

学生時代はニキビが沢山できるせいで、ファンデーションすらまともに塗れず、辛いと感じる時もあったそうですが

今は昔に比べたら落ち着いたそうです。しかし今でも常に１つはあるような状態とのことでニキビができにくい肌質になりたいとご来院されました

 

実際に確認すると、頬あたりは赤み等はないものの、少し凹凸があり昔のニキビのなごりは見受けられました。

顎先に１つ赤みがあるニキビありました。

 

 

首肩周りは確かにかなり硬さが強く特に後頭骨付近は沈み込まないくらい硬さが強かったです。コリのせいか、頭痛も割と良く起こり、鎮痛剤は頻繁に飲むそうです。

 

 

アプローチとしては、ニキビ跡、ニキビの部分を中心に付近に鍼を打っていき、ターンオーバーの促進を狙い、細胞の活動を活発にし、肌の状態を正常に近づけていきます。あと、首肩周りのコリに対してはポイントを狙ってしっかり押し込むよう指圧を行い、まずは筋肉の柔軟性を取り戻します。

 

 

ニキビに関しても、慢性的なコリに関しても、改善まで時間がかかりやすいものになるので、最初は感覚をあまり空けずコンスタントに来ていただいて、様子を見ていきたいとお伝えさせていただきました。

 

首肩のコリに関しては、お灸を行う際、首周りにも意識して当て、首周りの温度を上げて柔軟性を引き出しやすくした上で鍼の後のマッサージは重点的に行っていきました。

 

後頭窩付近（天柱）や、乳様突起後ろ（完骨）が硬さが強く、指圧を行う際、硬さも強かったのでかなりズンと重い感覚があったようでしたので、ゆっくり圧をかけていくようにして、様子を確認しながら施術していきました。

 

 

施術後、ニキビは即効性は感じにくいものにはなるのですぐに効果はわかりにくいかもしれないと伝え、鍼の後の保湿が今後の状態にかなり大切になるとアドバイスしました。

 

 

首肩周りのコリの方も、完骨あたりは自分でも指圧しやすい位置なので気づいた時に親指等でゆっくり押してみてくださいと伝えて、あとは姿勢を正してから肩回しをしたり、首をすくめたりと、定期的に動かしていただくと、血行も良くなり固まりやすさは軽減し定期やすいので、意識してやってみて欲しいと伝え、今後の施術でもアプローチしていきましょうと伝えました。