日焼けしないために紫外線からのシミ・シワを防ぐ
日焼けしている人は健康!と思っていませんか?
実は紫外線を浴び続けると皮膚の老化を早め乾燥・シミ・シワ・ほくろの原因にもなります。
さらに恐ろしいことに皮膚癌につながることも…
それでは日焼け予防策をご紹介していきます。
- 日焼け止めを塗る(外にいる場合はこまめに塗りなおしましょう)
- 普段からビタミンCを摂取
ビタミンCは日焼けによるメラニン生成を抑える働きがあります。
朝摂取すると紫外線を吸収しやすくなるので注意が必要です。
- 黒い服を着る
夏は暑苦しく感じますが紫外線カットに最適なのは黒い服です。
- 日傘や帽子を着用
また日焼けしてしまった場合、直後のアフターケアがとても大事になってきます。
まずは十分に冷やし炎症を抑え化粧水でうるおいを与えしっかり保湿をしてあげましょう。
乾燥対策はもちろんしていただきたいのですが意外と秋にもしっかり紫外線対策をしましょう。
紫外線が多い7・8月の約70%が10・11月にも降り注いでいます。
これから乾燥の季節だからと保湿に気をとられているうちにどんどん紫外線を吸収してしまいあっという間に夏よりも日焼けするハメになるかもしれません。
紫外線は単純に肌が黒くなり、シミやそばかす、シワの原因になるだけではなく光老化という紫外線が原因で起こる肌の老化を引き起こします。
皮膚表面の水分層を蒸発させることで乾燥状態にして弾力やハリを奪ってしまいます。
紫外線対策としてしっかり保湿をするのもひとつの方法だから乾燥対策と紫外線対策はいっぺんにできます。
でもそもそも皮膚に当たる紫外線を防がないと限界があるんです。
特にこれからの時期スキーなどウィンタースポーツを楽しむ方は要注意です。
標高が高い所は紫外線量が真夏と同じくらいになります
日焼け止めについて
日焼け止めを買うときに絶対に目にするSPF・PAについて簡単に説明します。
SPF:紫外線防御指数
肌が赤くなる日焼けの原因になる紫外線B波(UVB)を防ぐ指標です。
SPFはサンプロテクションファクターの略でUVAとUVBがある紫外線のうちUVB(紫外線B波)での日焼けを遅らせます。
具体的な目安はSPF1=約20分といわれています。
SPF30・SPF50というのは30倍・50倍遅らせるということを表しています。
人はふつうの状態では紫外線に当たってから15∼20分で日焼けをしますがSPF30だと450分(7時間5分)~600分(10時間)かかる計算です。
これはあくまで目安で実際の効果には個人差があります。
PA:PA+、PA++、PA+++、PA++++
4段階で表されており、+が増えるほどに防御力が高まります。
PAはUVA(紫外線A波)での日焼けを防ぎます。
もちろんSPFが高ければ紫外線を防ぐ力は高くなりますがお肌への負担も大きくなります。
紫外線は3~9月までが強いので時期に合わせて強さを調節しましょう。
日焼け止めは肌への負担が大きいので帰宅したら必ずていねいにとりのぞきましょう。
石鹸でオフできる日焼け止めもありますがクレンジングを使って落とすのがおすすめです。
体に塗った日焼け止めもプチプラで洗浄力が高くない美容成分があまり入っていないものを選びましょう。
私は化粧品などで肌荒れしたことがないのでいつもSPF50、PA++++を選んでいます。
同じように肌が強いことに自信がある人は多いですが紫外線が強い時期に連日太陽に照らされてPA++++の日焼け止めを塗ってクレンジングなしだと肌がボロボロになってしまうかもしれません。
ていねいにクレンジングしてシャワーを浴びたら低刺激なクリームで保湿しましょう。
またこまめに水分補給をして体の内側からも日焼けしない工夫をしましょう。
体の水分量を増やせば皮膚表面の水分の層も厚くなり紫外線が肌に直接当たらないようになります。
ご自身のお肌にあった日焼け止めを選び肌に負担をかけないで紫外線対策をしっかりしていきましょう
紫外線からの大ジワと小ジワ
患者さんのお悩みでも多いシワについてお話ししていきます。
大ジワ、小ジワの大きく二つに分けて解説していきますね。
大ジワ:皮膚を引っ張っても消えないシワ
筋肉の動く場所にできやすく同じ動きを長年繰り返すことによってその部分の皮膚に負荷がかかると表情を真顔にしても消えない大ジワとなります。
原因としては筋拘縮・短縮など内的な要因で生じる場合が多いです。
大ジワは光老化と呼ばれる紫外線が原因でなる肌の老化でできてしまいます。
UVAという紫外線はコラーゲンやエラスチンなど肌の弾力を支える細胞を破壊するから深いシワになります。
肌の弾力を支える下の方にある層の繊維が壊れるから肌を平らに支えられなくなりきれいな肌組織の層が崩れてしまうのです。
また光老化以外でもみけんのシワや笑いじわなどの表情シワが加齢とともに残りやすくなり大ジワになることもあります。
小ジワ:皮膚を引っ張ると消えるシワ
目元など表皮の薄い場所に多く生じます。
原因としては表皮の乾燥・摩擦・紫外線など外的要因によって生じる場合が多いです。
小じわはちりめんじわとも呼ばれていて、皮膚組織の表面までしか影響していません。
お肌を保湿したり紫外線のケアをしていたりすればかんたんに防げるものです。
ただ毎日忙しいとちょっとした保湿ケアも行き届かなくなります。
食生活の改善、サプリメントなどさまざまな方法がありますが美容鍼という手もあります。
美容鍼では大ジワ・小ジワ両方ともにアプローチをすることができます。
シワに直接鍼をうつことで真皮層に微小な傷をつけこの傷が修復される過程でコラーゲン・エラスチン繊維が生成促進され肌組織が改善されることによってどんどんシワも薄くなっていきます。
小ジワに比べると大ジワは即効性に欠けますが定期的に美容鍼をすることによってシワも目立たなくなっていきますよ。
シワをしっかりケアしたいからと美容パックを長めにしてしまったり自己流のマッサージをしてしまったりするとシワの原因になります。
保湿をしすぎると余計な水分と一緒に必要な水分まで蒸発しまう強い力でのマッサージは肌組織に傷をつけるなどのトラブルになります。
肌ケアはしわだけではなく、シミ、ニキビなどさまざまな症状にアプローチできる方法が効率的です。
美容鍼はシワ、シミ、ニキビなど複数の肌トラブルで悩んでいる人に向いています。
もちろんご自宅でのスキンケアを行う場合、目の周りなど皮膚の薄い場所はなるべくこすらないよう心がけることも大切です。
一緒にシワを撃退していきましょう。
この記事を書いた人
家田 丈|ソアン上前津治療院 総院長
ソアン上前津治療院は、美容鍼だけでなく身体全身の健康と美容に特化した次世代型の治療院です。
ぜひお気軽にご来院ください。
◆東洋鍼灸専門学校(鍼灸科)、トライデントスポーツ専門学校(柔道整復学科)卒業
◆はり師、きゅう師、柔道整復師 国家資格保有