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2020年5月20日

お顔の状態は体の状態を知る重要な手掛かり

美容鍼はお顔に鍼を刺していきたるみ、むくみの解消、肌質の改善、眼精疲労の解消など様々な効果を引き出します。

 

相手がどの様な状態なのかを調べたり、憶測を立てたりする表現に顔色をうかがうという言葉があります。

 

人の感情は目や口、眉毛などに動きとして現れるものなので人の気持ちを知ろうとする際は相手の顔を見て憶測を立てる、顔色をうかがうことも必要な場合があります。

 

ここで顔色をうかがうの顔色をもう少し深掘りしてみたいと思います。

 

人間の肌は通常は文字通り肌色をしていますがイライラしている時、激しく怒っている時などは顔色が真っ赤になったり、何かとても不安なことがあったり、恐怖を感じたり、極度の緊張状態になっている場合には顔に血色がなくなり青ざめたりとその時の心理状態や体の状態に応じて変化をするものです。

 

鍼灸などの東洋医学に望診という考え方があります。

 

望診とは患者の顔色や光沢を観察しそこから病気を見つけ出していく診察法のことです。

 

顔の各部分にはそれぞれに所定の臓器が割り振られています。

 

眉毛の間は肺、鼻は脾や胃、鼻の下は膀胱、など体の臓器の状態が現れやすい場所となっていて顔の状態からその人の体の状態までわかってしまうのです。

 

顔の色も体の状態を表すとても重要な要素です。

 

顔の色が青色の場合寒さ、痛み、血液、そして緊張や恐怖などの精神状態が関係していると言われています。

 

寒さにより血の巡りが悪くなり血の巡りが悪くなると痛みが起こります。

 

また血の回りが悪くなると筋肉を滋養することができなくなり筋肉の引きつりやこむら返りなどを引き起こします。

 

顔の色が赤色の場合は熱に関係しています。

 

血や気は熱によって巡りが良くなりますが熱が盛んになりすぎると上昇して顔が赤くなります。

 

イライラしやすい人や怒りっぽい人はこのタイプが多くん熱を鎮めることが必要になってきます。

 

顔の色が黄色の場合は体が虚してエネルギーがない状態や湿といい体内に水分が停滞している状態に関係しています。

 

体の隅々までに血や気をどどける運化という作用が低下してしまっているために水分が溜まりやすく、むくみなどにもつながりやすい状態となります。

 

顔の色が黒っぽい場合は体の内側が冷えている状態、水分が体内に多くなってしまっている状態の時に見られます。

 

体が冷えてしまっているため血を温養することができずに流れが悪くなり黒っぽくなります。

 

体の水分を調節している臓器は腎であるため顔が黒めな場合はこの腎が弱っている可能性も考えられ体の状態としては良くなく大きな不調につながる気をつけた方が良い状態です。

 

この様に顔は様々な体の状態を教えてくれる鏡でもあるため少し注意してみると体の不調を見つける手掛かりになります。

2020年5月07日

鍼灸で眠たくなるのは、身体がリラックスできてる証拠です。

美容鍼灸を受けられる方には施術中に寝てしまわれる方も多くいらっしゃります。

 

鍼灸治療を受けたことがある人なら治療中にすごくリラックスできてウトウトしてしまったり、治療後にだるさのようなものを感じ、その日の夜はとても良く眠れたなどの経験をしたことがある人もいると思います。

 

ではなぜ鍼灸治療を受けると身体は、眠気を感じたりするのでしょうか。

 

その答えは、交感神経と副交感神経の働きによるものになります。

 

交感神経、副交感神経は自律神経と呼ばれ体の機能を調節する働きを担っています。

 

自律神経は、自分の意思で動かすことはできずに無意識に24時間常に体の調節をしています。

 

呼吸、免疫、体温調節、消化などの内臓の働き、血液循環、排泄、生殖など人間にはなくてはならない機能がとてもたくさんあります。

 

交感神経は呼吸数の増加、心拍数の増加、血圧の上昇、瞳孔の拡大など体を活発にする時に作用し、副交感神経は呼吸数の減少、心拍数の減少、血圧の下降、など体が休息する時に働く作用します。

 

身体が休息する時には、消化などの内臓器も活発に動き消化吸収を行います。

 

皆さんは自律神経失調症という言葉を聞いたことがあるでしょうか?

 

自律神経失調症は、自律神経がストレスなどの負担によって正常に機能しないことによって頭痛、動機、息切れ、めまい、のぼせ、立ちくらみ、下痢や便秘、冷え、精神的症状として、情緒不安定、イライラや不安感、うつなどの様々な症状が現れてきます。

 

自律神経失調症は、ストレスなどで交感神経と副交感神経が乱れてしまったために起こる症状なのです。

 

鍼灸治療を受けるとなぜ眠くなってくるのか、仕組みは次のようになります。

 

人が眠るには、休息する時に働く神経である副交感神経が優位になる必要があります。

 

現代の人は毎日の生活の中でどうしても交感神経が高まっている状態が、とても長くなりがちです。

 

ストレスや過労はもちろんですが自律神経は体内時計の管理にも作用しているため不規則な生活をしていると体内時計が乱れ自律神経が乱れがちになります。

 

では鍼灸治療をすると、どのような働きがあるのか。

 

鍼灸治療の働きの一つに体を副交感神経優位の身体にするという働きがあります。

 

副交感神経優位になると休息する身体になっていくため、普段交感神経優位になっている人は自然とリラックスでき眠たくなってくるというわけです。

 

また副交感神経には血管を拡張するという働きもあるため、血流が良くなり全身に血が廻ることにより体温が高くなります。

 

スムーズな眠りに移行するためには、上昇した体温が下がるという過程が重要になります。そして、血行が良くなり体温が上がるということは質の良い睡眠につながるわけです。

 

 

 

 

2020年5月05日

美容鍼灸の効果を上げる感覚「ひびき」について

美容鍼灸を受けている中で一番気になること、不安になることの一つに痛みがあるのではないでしょうか。

 

鍼を体に刺すという時点で完全なる無痛で全ての鍼を刺すことができるかというとのれはなかなか難しいことです。

 

人間には痛みを感じる仕組みの中には主に一次痛、二次痛の二種類があります。

 

一次痛とは一番早く人間の脳に伝わる経路で、反射と言って何か危険な状態になった時に素早く体を動かして危険を回避するという行動に関与しています。

 

侵害刺激を高閾値機械受容器で受容し、Aδ線維という神経線維を伝わって人間の脳に伝わります。

 

痛みを感じる受容器はとても小さいためこの受容器を完全に避けて鍼を刺していくのはできず、鍼を刺す時にチクッと感じる痛みはこの一次痛によるものであります。

 

また肌の毛穴に鍼が入ってしまった場合は痛みを感じやすくなっしまう場合があります。

 

もう一つの痛みは二次痛はどのようなものなのでしょうか。

 

これは一次痛よりも脳に伝わるスピードが遅く、最終的に情動や感情を司る大脳辺縁系という所に伝わるため、より情動的な痛み(不安を感じさせる,不快感を与える)として記憶されるのが特徴になります。

 

侵害刺激をポリモーダル受容器で受容し、C線維という線維を伝わって脳に伝わります。

 

このC線維はAδ線維よりも伝わる速さが遅いため一次痛よりも遅れて感じる二次痛となります。

 

鍼灸治療にはひびきと呼ばれる独特な痛みがあります。

 

このひびきというのは鍼を刺した時にズーンと重だるく後に残るような独特の感覚のことを言います。

 

このひびきは筋肉が硬結しているポイントに適切に鍼が刺さった場合に感じやすくなると言われています。

 

鍼を刺した時にズーンとしたひびきを感じても鍼を刺した状態で置いておくと刺した鍼の周りに血流が集まってくるため次第にひびきの感覚は無くなっていくだけでなく、ポカポカと温かくなってくるという感覚を感じる方もいます。

 

血流が良くなるということは硬結していた筋肉に酸素をしっかりと運んできて、筋肉が弛緩していきぬくみ、たるみなどに効果的です。

 

実はこのひびきが二次痛の影響になります。

 

美容鍼灸では咬筋やオトガイ筋などの顔の筋肉がこっている場所にも鍼を刺していきます。

 

そのため皮膚を貫く時に感じるチクッとした痛みだけでなくひびきであるズーンとした痛みを感じる場合が多くあります。

 

この感覚を感じるということは筋肉がこっている場所、治療するべき部位に鍼が当たっている証拠ですので美容鍼灸の効果としては高くなると言えます。

 

痛みは我慢するものではありませんが効果をより出すための痛みというものも存在するのです。

 

 

 

2020年5月03日

美容鍼灸による肌の色素沈着の改善と自分でできる予防法

色素沈着とは、肌への何らかの刺激により、表皮に存在する色素細胞(メラノサイト)から過剰に分泌されたメラニン色素が表皮や真皮に沈着しておこります。

 

このメラニン色素は肌に刺激が入ってきた場合に分泌をして肌を守ろうとしている防御反応でもあります。

 

シミやそばかすなども広い範囲では色素沈着に分類されますが最も多い割合を占めるのは炎症性の色素沈着になります。

 

主な炎症の原因となるものはニキビ、虫刺され、ケガなどによる炎症でありその炎症から皮膚を守ろうとする働きによりメラニン色素が大量に分泌されます。

 

通常であれば肌のターンオーバーが行われるため肌の内側に生成されたメラニンは次第に肌の表面に上がっていき消えていくのですが肌のターンオーバーが正常でない場合はこの過程がうまくいきません。

 

色素沈着の原因が肌への負担になっている以上その負担となっている刺激を少しでも予防していくことが大切になってきます。

 

色素沈着の予防としてまず第一に上げられるのが紫外線の予防になります。

 

紫外線を浴びるということは肌に刺激が与えられてしまっている状態となるので紫外線の対策をすることにより肌の負担を軽減しメラニンの生成を抑えていきます。

 

紫外線による刺激はニキビを悪化させてしまう恐れもあります。

 

一生残ってしまうかもしれないニキビ跡になってしまう可能性もあるため外に出る際は紫外線対策をしっかりと行うことが大切です。

 

どれだけしっかりとケアをしても日焼けや虫刺されなどでどうしても肌に炎症が起こってしまいます。

 

その場合はその炎症をいち早く鎮めメラニンの生成をできるだけ抑えることがポイントになります。

 

メラニンの生成をできるだけ抑えること、つまりいち早く生成されたメラニンを外に出すためには肌のターンオーバーを正常に戻すスキンケアも重要になってきます。

 

肌の表皮は、基底層、有棘層、顆粒層、角質層の4層からなります。

 

基底層で生まれた細胞が角質層までいくのに2週間、角質層が垢となってはがれ落ちるまでが2週間、合計4週間で新しい肌に生まれ変わります。

 

この4週間が肌の正常なターンオーバーであり、このターンオーバーが乱れると肌の角質層がうまく剥がれ落ちることができず結果としてゴワゴワしている肌になりやすくなり色素沈着が起きやすくなってしまいます。

 

このターンオーバーは加齢とともに次第に間隔があいていってしましますが毎日の食生活、睡眠、運動、ストレスのどの日常生活をバランスの良いものにしていくことが重要になってきます。

2020年5月02日

かゆみだけでなく乾燥、黒ずみなどにも影響のあるアトピー

アトピーとは「アポトス」というギリシャ語からきています。

 

「アポトス」とは「奇妙なもの」、「特定されてないもの」という意味があり、アトピー性皮膚炎事態もどのような原因で発症してどのようにしたら治るのかはっきりとしたことはまだわかっていません。

 

症状としては強いかゆみやそれによる赤み、湿疹などです。

 

かゆみや湿疹は顔面や首、関節などの皮膚の柔らかいところに発症しやすく、良くなったり、悪くなったりを繰り返していくことが多いです。

 

強いかゆみにより肌を掻いてしまい皮膚がボロボロになったり、出血をしてしまったりと見た目にも大きく影響を与えることや、症状が慢性化しやすいというのもとてもつらい部分になります。

 

はじめに説明した通りアトピー性皮膚炎になる原因は完全には特定されてませんがハウスダストや食べ物などのなんらかの物質がアレルギーの原因の物質となり、その結果体内にIGE抗体とよばれるものが大量に作られそれが炎症を引き起こし発症します。

 

小児の時にアトピー性皮膚炎を発症する場合が多くありますが、成人になってからも発症したり、小児の時に治ったものが成人になった時に再び発症し重症化してしまう場合もあります。

 

またアトピー性皮膚炎の人は肌の角質層にある天然保湿因子やセラミドと呼ばれる細胞と細胞の間を埋めている物質が不足している傾向にあります。

 

これは細胞と細胞の間に隙間があることになり皮膚の本来の働きであるバリア機能が低下している状態になっているため、運動により汗をかいた時や冬にひどく乾燥している気候に皮膚のバリア機能が追い付かず炎症っを起こしやすい傾向にあります。

 

また強いかゆみにより皮膚をかいてしまうと次第に肌が硬化していき黒ずみなどの色素沈着を起こしてしまう可能性があります。

 

アトピーによる炎症やかくことによる刺激がメラニンの生成につながり黒ずみにつながるため肌のターンオーバーをしっかりしてあげること、天然保湿因子の生成を高めてあげることが改善につながります。

 

病院などの現代医学では炎症を抑えるための薬であるステロイドを使用し、皮膚の乾燥を防ぐワセリンをしようして治療していきます。

 

しかしこれは対症療法にすぎません。

 

ステロイドは薬にもよりますがかなり強い作用の薬になり、即効性の面では優れていますが副作用の問題も大きく長期的に使用を続けていくのはあまり望ましくありません。

 

ステロイドの使用を続けていくと身体がステロイドに慣れてしまいさらに強い薬に頼らなくてはいけなくなってしまい薬にずっと依存していく形になってしまう可能性もあります。

 

強い薬に頼り続けていくのは危険なためステロイド治療と併用して漢方薬を使用したり、鍼灸などの東洋医学と合わせて治療していくことが根本的な治療につながります。