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2020年5月07日

鍼灸で眠たくなるのは、身体がリラックスできてる証拠です。

美容鍼灸を受けられる方には施術中に寝てしまわれる方も多くいらっしゃります。

 

鍼灸治療を受けたことがある人なら治療中にすごくリラックスできてウトウトしてしまったり、治療後にだるさのようなものを感じ、その日の夜はとても良く眠れたなどの経験をしたことがある人もいると思います。

 

ではなぜ鍼灸治療を受けると身体は、眠気を感じたりするのでしょうか。

 

その答えは、交感神経と副交感神経の働きによるものになります。

 

交感神経、副交感神経は自律神経と呼ばれ体の機能を調節する働きを担っています。

 

自律神経は、自分の意思で動かすことはできずに無意識に24時間常に体の調節をしています。

 

呼吸、免疫、体温調節、消化などの内臓の働き、血液循環、排泄、生殖など人間にはなくてはならない機能がとてもたくさんあります。

 

交感神経は呼吸数の増加、心拍数の増加、血圧の上昇、瞳孔の拡大など体を活発にする時に作用し、副交感神経は呼吸数の減少、心拍数の減少、血圧の下降、など体が休息する時に働く作用します。

 

身体が休息する時には、消化などの内臓器も活発に動き消化吸収を行います。

 

皆さんは自律神経失調症という言葉を聞いたことがあるでしょうか?

 

自律神経失調症は、自律神経がストレスなどの負担によって正常に機能しないことによって頭痛、動機、息切れ、めまい、のぼせ、立ちくらみ、下痢や便秘、冷え、精神的症状として、情緒不安定、イライラや不安感、うつなどの様々な症状が現れてきます。

 

自律神経失調症は、ストレスなどで交感神経と副交感神経が乱れてしまったために起こる症状なのです。

 

鍼灸治療を受けるとなぜ眠くなってくるのか、仕組みは次のようになります。

 

人が眠るには、休息する時に働く神経である副交感神経が優位になる必要があります。

 

現代の人は毎日の生活の中でどうしても交感神経が高まっている状態が、とても長くなりがちです。

 

ストレスや過労はもちろんですが自律神経は体内時計の管理にも作用しているため不規則な生活をしていると体内時計が乱れ自律神経が乱れがちになります。

 

では鍼灸治療をすると、どのような働きがあるのか。

 

鍼灸治療の働きの一つに体を副交感神経優位の身体にするという働きがあります。

 

副交感神経優位になると休息する身体になっていくため、普段交感神経優位になっている人は自然とリラックスでき眠たくなってくるというわけです。

 

また副交感神経には血管を拡張するという働きもあるため、血流が良くなり全身に血が廻ることにより体温が高くなります。

 

スムーズな眠りに移行するためには、上昇した体温が下がるという過程が重要になります。そして、血行が良くなり体温が上がるということは質の良い睡眠につながるわけです。