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2020年5月06日

鍼による血流の改善。美容鍼灸が血管に与える影響

鍼を体に刺す効果の一つとして血行の改善があります。

 

血行改善、体には動脈、静脈、毛細血管など様々な血管が張り巡らされています。

 

その長さは全部の血管をつなぎ合わせた場合約100、000キロメートル、少しわかりやすい例えでいうと地球を2周半の長さがあると言われています。

 

血管は酸素を運ぶだけでなく、体に必要な栄養、不要になった二酸化炭素や老廃物などさまざまな物を運んでいるとても重要な働きをしています。

 

血管を通して体はその働きを保っているのです。

 

この血管は年齢を重ねることにより次第に弾力性を失っていき、硬くなっていきます。

 

約30歳前後を境にして血管の機能が次第に衰えていき、血管が衰えることによって様々な病気や体の不調が現れてきます。

 

血管が衰えることにより高血圧や脳出血の危険性が高まり、それにプラスして生活習慣の乱れなどにより高コレステロール血症、糖尿病などの代謝性の疾患が重なり合うと血管の詰まりから起こる心筋梗塞、脳梗塞、体の抹消の血管が詰まり難治性の潰瘍や痛みなどの症状を引き起こす可能性があります。

 

心筋梗塞や脳梗塞、抹消血管に関する症状はどれも心臓の冠状動脈、脳の脳血管、手足、足先の抹消血管などの細い血管が詰まることにより発症します。

 

美容鍼灸で鍼を刺していく顔は毛細血管が非常に多く細い血管が多い部分になると言えます。

 

細い血管は循環が悪くなりやすく血管がうまく酸素や栄養素、二酸化炭素、老廃物質などを交換して運搬できないとそこにある筋肉がうまく滋養できなくなる、しみなどができやすくなるなどの症状につながります。

 

そこで鍼を刺すことにより血流を改善していくことで美容の効果が期待できるというわけです。

 

また鍼を刺すことで自律神経を調節するという働きもあります。

 

自律神経とは主に交感神経、副交感神経の二種類の神経からなっておりその二つはお互いに相反する機能を持っています。

 

自律神経は血管の機能を調節する働きを担っています。

 

交感神経は血管を収縮させて血圧や心拍数を上げる働きを持っており、副交感神経はその逆で血管を拡張させて血圧や心拍数を下げる働きを持っています。

 

交感神経により血圧が上昇すればアドレナリンが分泌され体の動きは活発になり、副交感神経により血管が拡張されれば血液の流れが良くなり、それに伴いリンパの流れも良くなり体の老廃物の流れも良くなり免疫力が上がります。

 

自律神経はどちらが高いか低いかではなくて時と場合によって適切に交感神経、副交感神経のバランスが取れるということが重要になります。

 

血管の状態が体に与える影響、鍼刺激が血管に与える影響はとても大きいのです。