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2020年5月04日

美容鍼の大きなリスクである内出血の原因と対策

美容鍼灸はお顔のむくみ、たるみ、肌質改善などに効果を発揮する素晴らしい治療法です。

 

しかしどのような治療を受けるにあたって少なからずリスクというものもあるのは確かです。

 

美容鍼灸を受けるにあたっての一番大きなリスクは内出血になります。

 

内出血とは鍼を顔に刺すときに鍼が血管を傷つけてしまい出血をしてしまうことによって出血した血液が皮下に溜まってしまい内出血として跡になってしまうことです。

 

お顔の周りは、毛細血管が豊富なため、他の体の部位に比べると内出血はしやすい傾向にあります。

 

鍼を顔に刺す場合出血する血管を肉眼で見分けることはなかなか難しいくまた血管を完璧に避けて鍼をさすということはどんなにベテランの鍼灸師でも難しいことです。

 

美容上内出血はできてしまうととても目立ってしまうものになるためできないに越したことはないのですが東洋医学の観点からすると必ずしもそうとは限りません。

 

東洋医学には瀉血と言って血液の流れが悪い所、または悪血と言って病を引き起こすことにつながる悪い血液をわざと血管に傷をつけて外に出すという治療法があります。

 

血液の流れが促進されまた新しい血液を作る作用が強まるため体の状態は改善するという考え方にもなります。

 

また内出血ができてしまった所ではその内出血を早く治そうという体の反応が強くなるため自己修復機能の活性化により肌が綺麗になるという場合もあります。

 

この内出血ですが血管の状態によって出血しやすかったりと個人差が大きくあります。

 

ですが出血しやすいということはそれだけ血管の状態が脆くなっているということが考えられます。

 

当然若い人よりも高齢の人の方が血管壁の脆さや弾力性が落ちているため出血しやすく、生活習慣の乱れなどで血管の状態が悪い人も比較的出血はしやすい傾向にあります。

 

また血管が傷つき血液が漏れ出た際に止血を行う血小板の数が少なくなる病気である再生不良性貧血,急性白血病、播種性血管内凝固症候群(DIC), 全身性エリテマトーデス(SLE), 血栓性血小板減少性紫斑病(TTP)などの病気を持っている人、凝固因子の異常である血友病、肝硬変、ビタミン K 欠乏などの病気持っている人は出血しやすい傾向にあります。

 

では出血してしまった場合跡にならないようにするにはどのようにすれば良いのか。

 

細めの鍼を使用する、鍼を抜く際に血管を傷つけないように真っ直ぐ抜く、仮に出血してしまった場合はしっかりと圧迫止血をすることで内出血になる確立を抑えることができます。

 

出血した直後は炎症が強くなっているため保冷剤などでしっかりと冷やして炎症を鎮める、炎症が鎮まった後は温めることで血流の流れが良くなるため早く内出血を消していくことが可能となります。