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2020年5月01日

身体の内面から考える!東洋医学からみた顔の吹き出物

顔にできる吹き出物、見た目にもめだってしまうしそれだけで気分も下がってしまいますよね!

 

顔に吹き出物ができた場合病院などに行くと薬を処方されて終わることが多いと思います。

 

皮膚の表面を診察し軟膏などの炎症を抑える働きのある薬を処方されます。

 

鍼灸などの東洋医学は吹き出物を皮膚表面の病気として考えるのではなく身体の内側から起こっているのではないかと考えます。

 

様々な原因が絡んで吹き出物ができやすい身体の状態になっているため、しっかりと問診を行い今の体がどのような状態にあるのか、何が主な原因となっているのかをしっかりと見極めていく必要があります。

 

ここでは考えられる体の状態をタイプ別に紹介していきます。

 

気滞タイプ

 

体の中の気の巡りが滞ってしまいその状態が長く続いてしまい体の中に熱が閉じこもってしまってる状態です。

 

気滞では腹部のハリや膨満感、便秘、イライラなどの情緒の不安定、身体のコリなどの症状があげられます。

 

特にストレスなどの精神的なものが大きく、普段から怒りやすい人、すぐイライラする人などは気が上逆している場合もあり、顔の赤みが強くなったりと熱が上に上がっている状態のため顔に吹き出物などの炎症ができやすい状態になります。

 

運動をして気を動かす、ストレスなどを減らしてリラックスできる時間をつくることが大切になります。

 

陰虚タイプ

 

体内の陰、主に身体を冷やす作用を持っている水分などが低下することにより体内の熱をうまく冷ますことができなくなり熱がこもっている状態となり吹き出物などの炎症が起きやすくなる状態です。

 

体内の水分が少なくなってるので喉の渇きを自覚したり、冷たいものを好むようになったり、手のひら足の裏がほてったり、寝汗をかいたりします。

 

体内の水分である津液は水穀の精微と呼ばれる毎日たべる食事からできているので消化吸収にかかわる胃腸系が悪いと水分が少なくなってしまいます。

 

対策としては体内の陰分を補充しますが、消化の状態を高めたり、運動後は必ず水分を摂取する、過労や慢性病などでも陰分を消耗するのでそこを治療していきます。

 

気虚タイプ

 

激しい運動や重労働、長時間の精神的ストレスなどに身体のエネルギーである気が不足することにより熱が体の中にできてしまう場合です。

 

身体のだるさや無気力感、汗をかきやすかったり、風邪をひきやすかったりする場合は注意が必要です。

 

気の源にもなる食事や睡眠などの生活習慣が悪くても気虚になりやすいです。

 

気虚になっている人は消化器などの内臓の調子が悪い場合が多くあるため内臓の調子を整えるツボを配穴し治療していきます。

 

このように吹き出物ができやすいという状態からでも様々な原因が考えられ、それにあった治療をしていくことが大切になってきます。

 

共通していることは吹き出物は単に皮膚の表面の病気ととらえるのではなく、身体全体から考えて治療していく、鍼灸などの東洋医学の特徴であり、素晴らしいところです。