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2020年3月25日

ストレスの溜めこみ過ぎにご注意です!沈黙の臓器『肝』

春といえば出会いと別れの季節。
 
送別会や歓迎会などでお酒を飲む機会が自然と多くなったりするものです。
 
お酒を飲む機会が増えれば増えるほど休肝日をつくらないといけないなと心配される方もきっと多いはず!
 
肝といわれると肝臓を思い浮かべるとおもいますが鍼灸などの東洋医学の肝の概念は現代医学の肝臓とは少し違うものになります。
 
一般的な肝臓の働きの血液を貯蔵し体内の血液量を調節する作用、解毒作用などにプラスして東洋医学では筋肉、目、爪、情緒などの概念が加わったものを肝として考えます。
 
感情、季節、食事など日常生活のことも含めて体の不調を大きな概念でとらえて考えるというのが東洋医学の独特の考え方になりますね!
 
そして春はこの肝がとても高ぶりやすく調子が悪くなりやすい季節になります。
 
肝が高ぶることによって出やすい身体の症状としては頭痛、不眠、めまいなどの目の症状、、筋肉の引きつりがおこる、血圧が上昇しやすくなる、イライラしやすくなる、情緒が不安定になりやすいなる、などがあげられます。
 
身体のいろいろな場所に症状があらわれるのですが、このように肝は様々な機能を主っているのでとても大事な臓器になります。
 
肝は血液の貯蔵する作用、臓血作用があると説明しましたがこの肝に貯蔵した血液が筋肉や爪、目を滋養していると考えます。
 
貯蔵した血液である肝血が不足すると筋肉、目を滋養できなくなり筋肉の引きつりや痙攣、目のかすみや視力低下を引き起こすことになります。
 
東洋医学では爪を筋余といいます。
 
漢字の通りに筋肉の余りであると考えるため筋肉が滋養できなくなると自然と爪にも影響が出てきます。
 
もし今爪にスジが入っていたり、割れていたり、色が白っぽくなっていたりしたら肝血が足りず、肝が悪い可能性が考えられるので少し注意が必要です。
 
肝の機能で現代社会を生きてる皆さんに関係が深いものがあります。
 
そう、ストレスです!!!
 
肝と関係が深い感情は怒りです!
 
長時間の怒りや、イライラなどの精神状態が長く続くと肝の機能が悪くなり身体に不調が現れやすくなってきます。
 
肝は東洋医学では別名で沈黙の臓器と呼ばれています。
 
黙々と我慢強く仕事をこなしていきどんどん負担がかかり続けても自覚症状が現れにく、気が付いた時にはもう症状が悪化してしまっているとい場合も少なくありません。
 
日常的にストレスなどが多いと言われる現代だからこそ非常に肝を消耗しやすくなっているというのを”肝に銘じて”もらい是非自分の身体に注意を向けてほしいと思います!!
 
ソアン上前津治療院 伊藤