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2016年4月23日

股関節痛と足のむくみと静脈瘤の症例

トレーナーの仕事も相まって最近同じような股関節の痛みを診ることが多いです。
その股関節痛の痛みの部位はここです!(青スクリーンショット 2016-04-18 16.43.24丸)
ここは長時間座っている方に痛めることが多いように感じます。

股関節は骨盤と大腿骨を連携している関節で、「寛骨臼」という受け皿と「骨頭」という球体の骨でできています。360℃動くのが特徴ですが、このせいで悪い姿勢をずっと続けてしまう人も多いです。
結果的に股関節に大きな負担をかけてしまいます。正座をしたり、しゃがんだりすると痛めてしまうことがあります。立っていても、座っていても使う関節なので痛めやすいのです。

【症状】
股関節を曲げると痛い、座っていて(お姉さん座り)立ち上がると痛い、歩いていると痛くなる。
この青丸部分の筋長(筋の長さ)を測ると短くなっていました。(大腿筋膜張筋という名前の筋肉です)
こういった場合短くなった筋筋膜をストレッチすると症状が取れるのですが、
物足りない!!!
ソアンがやるのは原因治療です。
股関節に自覚症状がある………ということはほとんど間違いなく足・膝に問題があります。
足からみてくと
むくみ、静脈瘤、そして踵の骨が外側に全く動かなくなっていました。(踵骨の内反変位と言います)
この3点セットの症状は三陰交というツボ(経穴)に圧痛を出します。
なので三陰交の圧痛がなくなれば症状が治る傾向に向かっていると判断します。

三陰交はくるぶしの内側から指4本分上にあるツボです。女性の悩みである冷え性を改善するツボで、ここが冷えていると下痢や生理痛といった女性特有の症状から、食欲不振、全身の倦怠感などの症状が出ます。

スクリーンショット 2016-04-18 17.01.41いろいろ探っていくと腓骨という骨(青色の骨)が若干前に動いていました。
この腓骨数ミリのずれで足首の動きをそうとう制限してしまう大事な骨です。

骨の位置を直すと足首が正常に動くようになって、三陰交の圧痛も減りました。外側の骨がずれていたため、内側に余計な負担がかかっていたと考えられます。

腓骨はすねの形をしている脛骨のとなりにあります。太くしっかりしている脛骨と違い、腓骨はひざの下外側からくるぶしまで伸びている細い骨です。
股関節はからだの外側にあるので、腓骨と縦のラインが同じなので、股関節の負担やゆがみの影響を受けやすいです。
こうしたゆがみを治すには、自分で出来るストレッチやマッサージでは限界があります。悪い姿勢を治すためにはプロの指導とストレッチがおすすめです。

今回の大腿筋膜張筋に負荷がかかる原因を考察すると
腓骨の位置異常→足首が外に倒れる(内には倒れなくなる)→大伏在静脈の機能障害→むくみと静脈瘤→体重が外(小指側)に移る→体重を戻すための筋肉に負荷がかかる
この負荷がかかる筋肉というのが大腿筋膜張筋になります!
症状は一回でなくなったので、再発しない日常生活動作を改善してもらうように伝え、今は体を壊さないようにメンテナンスのため通われています。

慢性的な症状は通い続けて、少しずつよくしていくと再発しにくいです。
股関節痛あるかたは一度お気軽にご相談ください!