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膝の痛みで多い変形性膝関節症

今回は変形性膝関節症の段階についてです。1〜4の段階がどんな状態かしっておき自分の膝の痛みがこの辺りだなとわかるとなお良いですね!

 

第一段階

日常生活やスポーツによって筋肉・腱・靭帯・関節包などの組織に負担がかかり、主に膝の使いすぎによって痛みが発生する関節軟骨は十分に厚みがあり、すり減りは見られない状態。
運動時などに見られる関節まわりの腱や筋の痛みがほとんどで、膝の動かし始めに痛みが見られることが多く、休むと痛みが治まる。

こんな症状の方には

柔軟体操、ストレッチングが効果的です。膝にかかる負担を軽減することができます。

 

第二段階

軟骨の水分が減り、ツヤが失われ茶色がかってくる。膝の動きにともなって、関節軟骨がこすれ合い、表面が毛羽立ってくる
すり減った関節軟骨の破片が関節包の内側の「滑膜」を刺激して、関節包に炎症を起こす。これにより滑膜から関節液が異常に分泌され関節内にたまる。いわゆる「水がたまる」状態(関節水腫)
まだひざの病気が原因だとは考えないことが多い。膝が腫れたり、熱を持つ。
膝を動かしたときや大きな負荷がかかる時に痛む。急性の炎症による激しい痛みを感じることもある。
関節にこわばりが見られ、膝のひっかかりや動かしづらさを感じる。

このような状態の場合

軽度の痛みなら湿布を使う。または数日で自然に治まる
関節内に水(関節液)がたまっていれば注射器で抜き、炎症を抑える薬を使う。

 

第三段階

関節軟骨がすり減っては変形し、更にすり減るという繰り返しになる。すり減った関節軟骨がトゲのようになったり、はがれ落ちて骨が露出する。そして関節軟骨がすり減った分だけ関節のすき間が狭くなる。軟骨のカスの刺激により膝に水が多くたまるようになり、炎症が何度も起こる。
関節包や筋肉などの組織が固くなり、多くの人が膝の異常を自覚するようになる。

痛み、腫れ、熱感
慢性の炎症によって色々な部位に痛みが起こり、痛みがとれるまで時間がかかるようになる。膝の前面から裏面にかけて、見た目に分かるほどはれて熱をもつようになる
拘縮(こうしゅく)
膝の曲げ伸ばしをしきれない状態「拘縮」が現れる。関節のこわばりがいっそう強くなり、正座ができなくなったり、しゃがんだり階段を使うのがつらくなる
足の変形
関節軟骨がかなりすり減ってくるため足の変形が進み、形が悪くなったと自覚できるほどになる。O脚(ガニ股)の度合いも強くなる
膝を動かすと音がすることがあるここまできている場合

炎症と痛みを抑える薬を服用する(薬物療法)ストレッチングで膝の負担を軽くする(運動療法)
症状によっては手術が検討される(手術療法)など。

 

第四段階

関節軟骨がすり減って完全に無くなり、骨と骨とが直に接するようになる。骨同士がこすれあってすり減り、骨の表面にトゲのようなでっぱり(骨棘(こっきょく))ができたり、関節の上下の骨の表面がかみあわずズレてきたりする
すり減る軟骨が存在しないため、ひざに水がたまることはほとんどなくなる。

痛み・動き・変形の悪化によって社会生活が著しく制限される。外出もままならなくなり、精神的にも落ち込みがちになる。また、運動量が減ることで肥満が進む。

痛み
クッションの役割をしていた軟骨がなくなり、骨同士がぶつかって少し歩くだけでも非常に強く痛む。わずかな動きでもじっとしていても痛みがあるため、日常生活もままならない状態になる。
拘縮(こうしゅく)
関節が硬くなり、膝の曲げ伸ばしがとても難しくなる。痛みも加わり体をほとんど動かせない状態になる。太ももの筋肉も著しく落ちてしまっている。
足の変形
骨の表面がガタガタできちんとかみ合わないため、他人から見ても明らかに足の形が悪いとわかるほどO脚(ガニ股)の変形が進む。

この場合ほぼ手術となる。

長くなってしまいましたが参考にしてみてください!

ソアン上前津治療院 猪原 大輝